静岡市美術館で開催中の「NHK大河ドラマ特別展 どうする家康」に行ってきました。
JR静岡駅から徒歩数分。葵タワーの3Fに「静岡市美術館」はあります。行くのは二度目。駅にも案内はあるので迷わず到着。
美術館の入り口は白! って感じ。相変わらずスタイリッシュでおしゃれ。
刀剣乱舞コラボ
今日のお目当てはこちら。
コラボで、刀剣乱舞のソハヤノツルキと日向正宗、宗三左文字のパネルが設置されています。入り口にあり。撮影は先にしておくのが良さそう。
今の期間は「国宝《短刀 無銘 正宗 (名物 日向正宗)》」と「重要文化財《太刀 無銘 光世 切付銘 妙純伝持ソハヤノツルキ ウツスナリ》」の二振りが展示されています。
この二振りはまだ一度も見たことがないので楽しみだった。小学生並みの感想だけど、すごくきれいでした。
日向正宗、短刀だから当たり前だけど小さい。肌がきらきら。刃文の小湾れが華やかな感じ。ソハヤノツルキは中直刃の肌が美しい。銘文の「妙純傳持 ソハヤノツルキ」もしっかりチェック。「ウツスナリ」は見れず。
義元左文字(宗三左文字)は期間外でした。
「どうする家康展」は愛知県の岡崎市美術博物館で開催されたのも行ったけれど、そのときも義元左文字は見れなかったんだよなあ。無念。京都国立博物館の展覧会で一度見たことはあるけれど、見たかったなあ。ちなみに私が行ったときはコラボだと「大般若長光」が展示されていた。
私は刀剣乱舞のパネルしか撮ってきませんでしたが、出口側の方に大河のパネルも並んでいました。
展示のざっくり感想
行ったのは平日の開館時間すぐ。展示室内にはすでに賑わっていた。最初の方に人がつまっている感じでじっくりは見れず。後半になると人がまばらになり、ゆっくり見れた。展示スペースは広めでゆったり。岡崎市でも同じ展覧会を見たけど、展示品など違う点も多く、新鮮な気持ちで見れました。
国宝、重要文化財もたくさん展示されており、見どころ満載。
展示一覧を見たところ、静岡市美術館で展示された国宝は
「太刀 銘 真光」
「太刀 銘 信房作」
「刀 金象嵌銘 正宗 本阿(花押)本多中務所持(名物 中務正宗)」
「短刀 無銘 正宗(名物 日向正宗)」
「太刀 銘 久国」
「太刀 銘 真恒」
の6点。どれも日本刀だったよう。
入り口すぐの「金扇馬標」は圧巻。でかい。岡崎でも見たけど、あっちは家康像が傍にあったような。記憶違いかも。それにしても目立つ印。
刀だと加藤清正の指料だったという「加藤国広」がなぜか印象に残っている。どっしり、がっしり。ごつい! かっこいい。
名だたる武将たちの肖像画も必見。見たことあるぞ、な絵もちらほら。「家康及び徳川十六将図」、家康を上座にして下に酒井忠次をはじめとした武将たちの肖像が描かれた絵なんですが、この武将が誰が誰なのかわかる人はちゃんと歴史を勉強している人。私には区別がつかなかった。わからん…。
「伏見版木活字」「駿河版銅活字」も興味深かった。活字がとにかく美しいし、これで本を出版とは一大事業だったろうなあ。
他にも素晴らしい作品でいっぱい。満足感の残る展示でした。
ミュージアムショップでは「日向正宗」の御刀朱印など購入。
センスのよい品、本がたくさんあっていつも目移り。
おまけ:静岡浅間神社にも行ってきた
当初は美術館のあとは駅周辺で買い物して帰るつもりでしたが、もったいないなと思い改め、神社にも行ってきました。12/1は安部の市があるということで、とても賑わっていました。
お参りを終えたのち、おみくじを引く。なんと「大吉」!(第四十一番とあり)記されていた和歌は「さびしさに何とはなくて来てみればうれし桜の花ざかりかな」。
おみくじの隣にさらにおみくじコーナーがあり、そこでかわいいのを発見した(木花咲耶姫のおみくじ)ので一つ引く。結果は「中吉」! 中に入っていた桜の根付がほんとにかわいい!
以前は引いたおみくじは神社に結んでいたけど、最近は持ち帰って「おみくじ帖」に貼って保管するようにしています。
浅間神社のあとは駿府城公園の側を通って駅へ。
道中、大河ドラマ館や静岡市歴史博物館、静岡近代美術館なども見かけた。時間とお金があれば、見たんだけど。
浅間通りでは「てくてく家康たび」というお土産屋さん・食事処ガイドマップ配布中。出かける前にチェックできていたら…!
河内屋さんというどら焼き屋に長蛇の列。行きは5人くらいだったのが倍以上に。有名人のサインがいっぱいあったし人気店なのかな、と気になりながらも通り過ぎる。あとで調べてみたら、やっぱり超人気店だった。
お土産に豆豊さんでメープルカシューナッツやお得用の豆菓子をいくつか購入。他、駅で静岡の定番土産、安倍川餅なども。
見るところがたくさんで、もっとゆっくりしたかったなあ。なんにしても楽しい時間が過ごせてよかった!