名古屋市美術館で開催中の「開館35周年記念 ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行ってきました。
東京会場(東京国立近代美術館)、滋賀会場(佐川美術館)と開催され、愛知会場(名古屋市美術館)が展覧会のラストとなるようです。
美術館に到着したのは、平日の午前10時半過ぎ。チケット売り場には2、3人ほど。平日だし、そんなに混んではいないかな? と思いましたが、中にはすごい人! めちゃくちゃ混み合っていました。
あまりの人で展示が全然見えない。というか作品にたどりつけない、ということで見れないところは遠目で見て、空いているところは近くで、という感じに鑑賞。文章はあとで図録で補完するとして、模型など立体作品だけはしっかり見たつもり。
撮影可能ゾーンが2箇所ほどありましたが、模型ゾーンしか撮れなかったのは少し残念。まあ、図録買ったしいいか。
展示のざっくり感想(写真付き)
絵画、書面、本系はあまり見れなかったけど、「ガウディの死亡通知書」が妙に印象に残っています。(写真は撮れず)
縁石につまずいて、路面電車に跳ねられ…。跳ねられた老人がガウディだとは誰も気づかず、搬送を拒否されて…。なかなか壮絶な最期。すごい有名人なはずなのに、なんか寂しい。
あと、ガウディは建築のイメージしかありませんでしたが、家具のデザイン・作成もしていたことに驚いた。展示されていたベンチもスツール(複製だったけど)もなかなか座り心地良さそうに見えました。
驚いたといえば、人工洞窟のデザインも手がけていたということにも。スペインにある「グエル公園」(「アントニ・ガウディの作品群」1984年にユネスコの世界遺産に登録)など。こんなのもデザインできるんだなあ。
模型は幾何学デザインがとても素敵でした。「逆さ吊り実験」の再現模型もおもしろい。緻密に計算されてできたデザインなんだなあと感じました。とにかくすごい!
下に続く写真は2箇所目の撮影可能ゾーンで撮ったものの一部。写真はいまいちだけど、実物はもっときれい。作品名は図録で確認しています。
「サグラダ・ファミリア聖堂全体模型」の模型もあって撮影しましたが、他のお客さんが写っていたので掲載しません。すごく細かくて、長い時間眺めていられる模型でした。
ガウディの写真にデスマスク、自筆のスケッチ。ガウディのファン垂涎のアイテムが目白押し。ファンは絶対見た方がいいと思う内容でした。すごく充実していました。ほんと、もっとじっくり見たかったなあ。金曜日の午前中って、平日でも結構人がいるような気がする。
戦利品という名のお土産
グッズ売り場も大変混雑していました。なかなか目当てのものにたどり着けない。
買おうと思っていたものを買い損ねたのが無念でした。が、結構散財してしまいました。ミュージアムグッズ、魅力的すぎるんだよなあ。「シナモロール」とか「センチメンタルサーカス」などのコラボグッズもかわいかったです。公式サイトにはすでに売り切れ済グッズも載っていて、それがまた自分の好みのものだったりで、ぐぬぬとなります。
見切れているもの多数。
なんでいつもトートバッグ買ってしまうんだろう。展覧会に行く度にトートバッグ、エコバッグのどちらかが増えている気がします。
グッズのラインナップが豊富すぎて、どれもこれも欲しくなってしまって困りました。ブックカバーやしおりも見つけると大体購入している気がします。
アクリルキーホルダーは1/1から12/31(日付)があって、どれも微妙に違うデザインでした。凝ってる! すでに売り切れの日付がいくつかありました。
会場の中は結構暑かったので、これから行く方は体温調節に注意です。
展覧会情報
開催場所 名古屋市美術館
開催期間 2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)
開館時間 9:30~17:00
同じ公園内にある「名古屋市科学館」では「化石ハンター展」を開催。こっちも楽しそうだったので行きたかったなあ。
開催場所 名古屋市科学館
開催期間 2023年11月11日(土)~2024年2月18日(日)
開館時間 9:30~17:00
ちなみに近くにあるパルコのアニメイトでは、刀剣乱舞ONLINEサービス開始九周年記念 馬九行久フェアの御伴スタンディ展示中です。刀剣男士は山姥切長義です。刀剣乱舞好きはぜひ。